変形性膝関節症、変形が少ないほど痛い?/名古屋の膝の痛み専門整体

昭和区の膝の痛み専門整体の、ぱく痛みとからだの研究所のぱくです!

 

変形性膝関節症」一度は聞いたことあると思います。

膝が痛い人が病院でよく言われる診断面だったり、TVでもたまに見ますよね。

 

この変形性膝関節症、実は変形しているほど痛くないって知っていますか?

 

下の写真は、変形性膝関節症の重症度の指標で最も一般的なもので、

Kellgren-Laurence分類(以下KL分類)と言います。

KL分類は主に関節軟骨の減少具合骨棘(こつきょく)の程度によって重症度を分類します。

グレードは関節の隙間の大小によって1から4まで分類されており、2以降に該当すると変形性膝関節症と診断されます。
なぜ関節の隙間に着目するかというと、この隙間には軟骨があり、軟骨がすり減ることは、症状の悪化を意味するからです。

 

僕も病院や整形外科クリニック時代、治療前に必ずレントゲンを確認していました。

 

イメージ的には、なんとなく変形が進むほど痛くなりそうな予感がしますよね。

KL分類の初期では滑膜炎などの炎症が病因となるため、レントゲンでは変形は無く、骨は至って正常に見えます。

ただしこの初期は痛みが強いです。

 

本当に変形が進行し、関節の隙間がなくなった状態では関節が噛み合った状態となり、

骨棘(こつきょく)によって悪い意味で「関節が安定するため、関節が動かなくなり痛みは返って少なくなります。

 

ただ全員が変形が最終段階まで進んでも痛くないか。という問いにはYESとは言えません。

なぜなら、かなり変形が進んでも痛みを訴える方をたくさんみてきたからです。

 

仮に変形が進み痛みは減ったとしましょう。

可動域制限といって関節が全く動かなくなることで日常生活に支障をかなりきたします。

階段の上り下りや正座、地面に座って立つ時や服を切る時、トイレに座る時や歩く時の格好など

挙げたら際限がないほど支障が出ます。

 

こうなると人工関節などの手術が適応となるのですが、

この手術の後もリハビリがすごく大変なんです。

 

変形が進まない内に、そして痛みが初期のうちに正しい治療を受けることで、

そうでない時と比べると改善度が全く違います!

 

痛みで困っている方、現状から少しでも変わりたいのであれば一度お気軽にご相談ください!

 

最後までお読みいただきありがとうございます!

 

 

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