腰痛と肋骨の関係/名古屋の腰痛専門整体

名古屋市昭和区の腰痛専門整体、ぱく痛みとからだの研究所です!

 

今回は腰痛と肋骨の関係について解説していきたいと考えています。

 

肋骨って一見腰痛と関係なさそうなイメージもありますが、実はすごく関係しているんです。

皆さんはrib flare(リブフレア)という言葉をご存知でしょうか?

rib flareとは「胸郭屈曲拘縮」とも呼ばれ下の写真のように中位・下位胸郭が前方にめくれ上がった状態のことを言います。

 

本来、体を後ろに反る動作をする場合に、肋骨間は上下へ、そして肋骨は外側へ開大してきます。

rib flareがあると、この肋骨間の動きが制限されてしまいます。

これは肋骨にひっついている外腹斜筋や内腹斜筋、腹直筋、前鋸筋などが癒着してしまい、めくれ上がる方向へと徐々に固まっていってしまいます。

肋骨は胸椎と言われる背骨と連結しているため、肋骨の動きが制限されてしまうと胸椎の動きも必ず制限されてしまいます。

 

胸椎の動きが制限もしくはrib flareによって左右非対称になると腰椎では捻れた(ねじれた)状態で動きます。

捻れると関節同士の面が噛み合わず、部分的に接触しやすい箇所があります。

そうなると腰の関節は何か動作をするたびに毎回小さなストレスを受けることとなります。

その場合の腰痛はある意味、痛みを以って痛い動作のブレーキをしてくれているのです。

 

腰が痛いからと言って腰ばかりに注目してしまうと、ずっと腰痛から開放されなくなります。

この場合の腰痛の犯人はrib flareとそれに伴う胸椎の動きの制限ということになります。

rib flareがあり、そしてそれが腰痛の原因と判断された場合は、肋骨に付着する外腹斜筋や内腹斜筋、腹直筋、前鋸筋を剥がして元の肋骨の位置や動きを取り戻さないといけません。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

もし腰痛で悩んでいたら一度お気軽にご相談ください!

ぱく痛みとからだの研究所