名古屋市の膝関節痛専門整体のぱく痛みとからだの研究所です!
今日は変形性膝関節症と足首の痛みについて解説します。
変形性膝関節症などで膝関節の痛みのある方で、よくある訴えとして「歩くと足首が痛い」「足首がだるい」などです。
具体的な場所を示します。
ちょうど足首とスネの境界あたりになります。
ここにはスネから足首に至る筋肉と腱が複数走行しています。
なぜ膝関節痛の方は足首が痛くなるのでしょうか?
多くの膝関節痛の方は「外側接地」と言って歩くときや普段立っている時に踵の外側に体重が乗りすぎているのです。
これには「内側に乗せるように意識すればいい」という問題ではなく、足首には足根骨と言って細かい骨が8つあります。
これらの細かい骨同士の関節の可動域が少ないことが問題なので、靴の外側がすり減っているから内側に乗せようと意識してしまうと非効率的な動作となるため、二次的な他の障害を招く可能性もあります。
対策としてはしっかりと足根骨の動きを取り戻さないといけません。
単に足首を上下に動かしたところで足根骨の動きは引き出せませんから、しっかり一つ一つの足根骨を触診し動かす技術が必要です。
当研究所の代表はSJF関節ファシリテーション®️と言われる関節調整技術を使い足根骨を調整します。
「外側接地」や足首の可動域制限によってスネは外側に傾斜してしまいます。(外方傾斜:黄色)
そうなると写真に示した「長趾伸筋」の腱(赤丸)の部分で隣接する組織と癒着を引き起こします。
癒着を抱えたまま、歩く・立つなどで負荷が掛かりすぎると痛みを発します。
治療方法は、組織間リリース®️で単位で癒着を剥がす!ことによってのみ解決できます。
つまり、SJF関節ファシリテーション®️でそもそもの足根骨の動きを改善・組織間リリース®️で筋腱の癒着を剥がす作業が必要なのです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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